拡大するピラティス市場と、進化するウェルネスのかたち

2026.10.24

拡大するピラティス市場と、進化するウェルネスのかたち

こんにちは。FLATTEがお届けする「ウェルネスカフェ」、MCの三田村です。

今回も「FLATTE JOURNAL」として、海外のフィットネスやウェルネス業界で気になったニュースを取り上げながら、これからの業界について考えていきたいと思います。

今週取り上げるのは、アメリカで350件以上のフランチャイズライセンスを販売したピラティスブランドの話、世界最大規模のLagreeスタジオの話、そして急成長していたピックルボールブランドの経営再建の話。

さらに、ヨーロッパのフィットネス業界の再編や、Googleが進める新しいヘルスケアの取り組みについてもご紹介します。

そして途中で、最近私が個人的に気になっている「顔の筋トレ」についても、少しお話ししたいと思います。

それでは、今週のFLATTE JOURNAL、始めていきましょう。

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1.Pilates Addiction、フランチャイズライセンス350件を突破

まず一つ目は、アメリカのピラティス市場から。

「Pilates Addiction」というピラティスブランドが、アメリカ27州で350件以上のフランチャイズライセンスを販売したと発表しました。

現在営業しているのは約40店舗で、2027年初頭までに、さらに75店舗の開業が予定されているそうです。

ここで興味深いのが、350件というのは実際に営業している店舗数ではなく、フランチャイズの出店権が販売された数だということです。

つまり、これから開業する店舗がまだ相当数あるということですね。

Pilates Addictionは、黒とゴールドを基調とした高級感のある空間や、独自のリフォーマーを特徴とするブランドです。

ピラティスの基本的な動きに、現代的なブティックフィットネスの要素を組み合わせたスタイルで、従来のピラティススタジオとは少し異なる雰囲気があります。

そして今回の発表によると、2025年のアメリカのピラティス参加者は1,380万人で、前年比6.8%増加したとのことです。

アメリカでは、ピラティスの人気が引き続き高まっているようですね。

最近の海外のピラティスブランドを見ていると、同じピラティスでも、提供する体験がずいぶん多様化していると感じます。

落ち着いた空間で身体を整えることを重視するスタジオもあれば、音楽や照明を使って、グループでエネルギッシュに身体を動かすスタジオもあります。

ピラティスという一つの運動が、さまざまなライフスタイルや好みに合わせて広がっているのは面白いですよね。

一方で、これだけ多くのブランドが登場してくると、今後はどのようなスタイルが支持されていくのかも気になるところです。

アメリカのピラティス市場がこれからどう変化していくのか、引き続き注目したいと思います。

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2.カナダ発Reformd、世界最大規模のLagreeスタジオを計画

続いても、ピラティスに近い領域のニュースです。

カナダ・トロント発のフィットネスブランド「Reformd」が、アメリカへの進出を発表しました。

2027年1月に、カリフォルニア州カラバサスで、世界最大規模になるというLagreeスタジオを開業する計画です。

Lagreeというのは、ピラティスと似た専用マシンを使用するトレーニングですが、より筋力や持久力への負荷を重視した、比較的強度の高いエクササイズです。

今回の新店舗では、37台のLagree専用マシンを設置する予定だそうです。

かなり大規模なスタジオですよね。

そして、もう一つ特徴的なのが、トレーニングだけでなく、リカバリーサービスも併設するという点です。

マッサージやクライオセラピーと呼ばれる冷却を利用したケア、さらにドライフローティングというリラクゼーションサービスなども提供する計画です。

しかも、こうしたリカバリーサービスは、トレーニングを受けない人でも利用できるそうです。

ここは、個人的にも興味深いところです。

これまでフィットネススタジオというと、基本的には運動する場所というイメージがありましたよね。

でも最近は、運動することと、身体を回復させることが、セットで考えられるようになってきています。

例えば、サウナやコールドプランジと呼ばれる冷水浴、ストレッチ、マッサージなども、海外ではウェルネスサービスの一つとして広がっています。

もちろん、それぞれのリカバリー方法には科学的な根拠が十分に確立されていないものもありますが、運動したあとに身体をケアするという考え方自体は、とても自然なことですよね。

日本でも温浴施設やサウナは人気がありますし、こうしたサービスとフィットネスが組み合わさることで、今までとは少し違った施設の使い方が生まれるかもしれません。

運動する場所から、身体のコンディションを整える場所へ。

フィットネス施設の役割が少しずつ広がっているように感じるニュースでした。

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3.ピックルボールのThe Picklr、Chapter 11を申請

三つ目は、少し対照的なニュースです。

アメリカで急成長していたピックルボールのフランチャイズブランド「The Picklr」が、Chapter 11を申請しました。

Chapter 11というのは、アメリカの連邦破産法に基づく事業再建のための手続きです。

日本でいう民事再生に近いイメージで、必ずしもすべての店舗が閉鎖されるという意味ではありません。

ピックルボールは、テニスや卓球、バドミントンの要素を組み合わせたようなラケットスポーツです。

アメリカではここ数年、非常に人気が高まっていて、比較的簡単に始められることや、幅広い年齢層が楽しめることから注目されていました。

日本でも少しずつ名前を聞くようになりましたよね。

そんな成長市場で、フランチャイズ展開を進めていたブランドが経営再建を申請したというニュースです。

報道では、急速な事業拡大に伴う財務上の負担などが背景として挙げられています。

また、ピックルボール市場の成長ペースの変化や、パデルなど、ほかのラケットスポーツとの競争も指摘されています。

ただ、今回のニュースが、そのままピックルボール人気の終わりを意味するわけではありません。

新しいスポーツやフィットネストレンドが急速に広がるときには、さまざまな企業が参入しますし、市場が成熟していく過程で変化が起こることもあります。

ピックルボールは、運動そのものだけでなく、人と交流できるソーシャルスポーツとしても注目されています。

そう考えると、単なるフィットネストレンドというよりも、コミュニティやレジャーの一つとして、今後どのように定着していくのかが気になるところです。

アメリカでの人気が、これから日本を含むほかの国にも広がっていくのか、引き続き見ていきたいと思います。

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4.PureGym、スイスのNonStop Gymを買収へ

続いては、ヨーロッパのフィットネス業界から。

イギリスを拠点とする大手フィットネスチェーン「PureGym」が、スイスの「NonStop Gym」を約3億1,500万ドルで買収する計画が報じられました。

PureGymは、比較的手頃な月額料金で利用できるローコスト型のジムブランドです。

一方、NonStop Gymも、スイスで24時間営業などの利便性を重視したサービスを提供しています。

今回の買収は、ヨーロッパのローコストジム市場で進んでいる業界再編の一つといえそうです。

ヨーロッパでは、低価格で気軽に利用できるフィットネスジムが広く普及しています。

日本でも24時間ジムはすっかり身近な存在になりましたが、海外でも同じように、フィットネスが日常生活の一部として定着しているんですね。

そして興味深いのが、こうしたジムチェーンの国境を越えた展開です。

以前は、それぞれの国や地域で展開していたブランドが、買収や統合を通じて、より広いエリアでサービスを提供するようになっています。

一方で、国によって運動習慣や生活スタイルも違いますし、フィットネスに求めるものも少しずつ異なると思います。

こうしたブランドが、それぞれの地域にどのように馴染んでいくのかも気になります。

ヨーロッパのフィットネス市場が、これからどのように変化していくのか、注目したいニュースです。

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ちょっと寄り道|最近気になっている「顔の筋トレ」の話

さて、ここで少し個人的なウェルネスの話をしたいと思います。

最近、私がちょっと意識しているのが「顔の筋トレ」なんです。

というのも、仕事で長時間パソコンに向かっていると、ふと気づいたときに、ものすごく無表情になっていることがあるんですよね。

真剣に考え事をしていたり、画面に集中していたりすると、顔が完全に固まっているというか。

で、これってちょっと不思議だなと思ったんです。

身体の筋肉については、運動不足にならないように歩いたり、ストレッチをしたり、筋トレをしたりしますよね。

でも、顔の筋肉って、普段あまり鍛えるという発想がない気がするんです。

もちろん、顔にもたくさんの筋肉があって、笑ったり、話したり、目を閉じたり、いろんな表情をつくるために働いています。

だったら、顔も身体と同じように、もう少し意識して動かしてみてもいいんじゃないかなと。

実は私、昔からわりと癖で顔を動かしているんです。

口を大きく動かしてみたり、頬を上げてみたり、ちょっと変な顔をしてみたり(笑)。

特に何かのトレーニングとしてやっていたわけではないんですけど、最近になって、これもある意味、顔のエクササイズなのかなと思うようになりました。

それから、やっぱり笑うことも大事だなと思っていて。

笑うと自然に頬や口元の筋肉が動きますし、何より気分も変わりますよね。

ちなみに、顔の筋肉を鍛えることで見た目にどのくらい変化があるのかについては、まだ科学的な研究が十分とはいえないようです。

なので、顔の筋トレをすれば必ず若返る、というような話ではないんですけど。

ただ、ずっと同じ姿勢でパソコンに向かっていると、肩や首が固まるのと同じように、表情もあまり動かなくなっていることはありそうですよね。

そう考えると、身体を動かすことと同じくらい、表情を動かすことも日常の中で意識してみたいなと思っています。

皆さんも、仕事中にふと自分の顔が固まっていることに気づいたら、ちょっと口角を上げてみたり、笑ってみたりしてはいかがでしょうか。

ということで、最近の私のちょっとしたウェルネス習慣、「顔の筋トレ」のお話でした。

それでは、海外ニュースに戻りましょう。

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5.Google、新型Fitbit Edgeを発表。健康データがつながる時代へ

続いては、テクノロジーのニュースです。

Googleが、新しいフィットネストラッカー「Fitbit Edge」を発表しました。

今回の新製品では、日常の活動量や睡眠などを記録するだけでなく、AIを活用したパーソナルなヘルスコーチング機能が注目されています。

そしてGoogleは、健康診断や臨床検査などのデータと、日常のウェアラブルデータを結びつける取り組みも進めています。

これまでスマートウォッチやフィットネストラッカーは、歩数や心拍数、睡眠時間などを記録するもの、というイメージが強かったと思います。

でも、今後はそうした日々のデータに加えて、血液検査などの情報も組み合わせながら、一人ひとりに合わせた健康管理を提案する方向に進んでいるようです。

例えば、同じ睡眠時間でも、体調や生活習慣によって必要なアドバイスは異なりますよね。

運動についても、単純に毎日何歩歩いたかだけではなく、その人の回復状態や健康状態に応じて、どんな運動をどの程度行うとよいのかを考える。

そうした、より個別化されたウェルネス体験が現実に近づいてきているわけです。

個人的には、こうした技術が日常生活の中でどのように使われるようになるのか、とても興味があります。

例えば、朝起きたときに、その日の睡眠状態や身体のコンディションに合わせて、運動や休息の提案をしてくれる。

あるいは、日々の活動量や健康データをもとに、自分でも気づいていなかった生活習慣の変化を教えてくれる。

そんなことが、今後はもっと身近になるのかもしれません。

もちろん、健康データの取り扱いやプライバシー、医療的な判断との線引きなど、慎重に考えるべき課題もあります。

それでも、これまで別々に管理されていた健康情報が少しずつつながっていくことで、私たちの健康管理のあり方も変わっていきそうですね。

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6.Google、女性向けヘルスアプリFloに出資

最後は、女性向けヘルスケアのニュースです。

Googleが、女性の健康管理アプリ「Flo Health」への出資を発表しました。

Floは、月経周期や排卵日、身体の変化などを記録・管理できるアプリとして知られています。

そして同じ週には、女性向けヘルスケア企業のAllaraが3,000万ドルを調達したというニュースもありました。

こうした動きを見ていると、女性の健康に関するサービスへの関心が、世界的に高まっていることがうかがえます。

最近よく耳にする「フェムテック」という言葉も、こうした流れの一つですよね。

フェムテックは、女性特有の健康課題をテクノロジーによってサポートする製品やサービスのことです。

月経や妊娠、出産、更年期など、女性の身体はライフステージによってさまざまな変化があります。

ただ、こうした身体の変化については、これまであまりオープンに話されてこなかった部分もあると思います。

例えば、月経周期による体調の変化や、更年期の症状などは、個人差も大きく、周囲からはなかなか理解されにくいこともありますよね。

最近では、こうした身体の変化をデータとして記録したり、自分自身のコンディションを把握したりするサービスが増えてきています。

そして、こうしたアプリが広がることで、女性自身が自分の身体について知る機会も増えているのではないでしょうか。

フィットネスの分野でも、マタニティ向けの運動や産後のコンディショニング、更年期世代に向けた運動プログラムなど、ライフステージに合わせたサービスが少しずつ広がっています。

健康管理が、年齢や性別を問わず一律のものではなく、一人ひとりの身体や生活に合わせたものになっていく。

そんな変化を感じるニュースでした。

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ということで、今週のFLATTE JOURNAL、いかがでしたでしょうか。

今回は、アメリカで拡大するピラティス市場や、新しいフィットネススタジオの形、ヨーロッパのジム業界の再編、そしてGoogleが進めるヘルスケアの取り組みなどをご紹介しました。

こうして海外のニュースを見ていると、フィットネスやウェルネスのあり方も、本当に多様化しているなと感じます。

身体を鍛えることだけでなく、回復すること、健康状態を知ること、そして日常の中で自分の身体に意識を向けること。

ウェルネスという言葉が、少しずつ私たちの生活全体に広がっているような気がします。

私自身も、今週お話しした顔の筋トレのように、日常のちょっとしたことから、身体について新しい発見をすることがあります。

これからも、海外のニュースをきっかけに、そんな身近なウェルネスについても考えていけたらと思います。

それでは、今回も最後までお聴きいただきありがとうございました。

また次回のウェルネスカフェでお会いしましょう。

MCの三田村でした。

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