中学時代から長距離ランナーとして走り続け、実業団選手としても活躍してきたAoiさん。
現在はFLATTEのトレーナーとして、パーソナルピラティスの指導を行いながら、ランニングコーチとしても活動しています。
競技生活を経て、なぜピラティストレーナーという道を選んだのか。
そして、アスリートとしての経験は、今の仕事にどのようにつながっているのか。
今回は、Aoiさんにこれまでのキャリアと、トレーナーとして大切にしている想いを聞きました。
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小学生の頃の「得意」が、実業団ランナーへの道につながった
Aoiさんがランニングを始めたきっかけは、小学生の頃の持久走大会でした。
「小学校の持久走大会で1位になったことがきっかけでした。そこから流れるように、ずっと走ってきたという感じです」
もともと走ることが特別好きだったというよりも、得意だったことが大きかったといいます。
小学生の頃はバレーボールやキックベースボールにも取り組み、中学から本格的に陸上部で長距離を始めました。
「身体を動かすことが好きだな、という感覚は昔からありました」
その後、長距離ランナーとして実業団へ。
実業団時代は、会社員として事務職も行いながら、陸上部の選手として走る日々を送っていました。
「ほとんど毎日走っていました。ランニング漬けの日々でしたね」
数字で結果が出る世界。喜びと葛藤の両方があった
ランナーとして活動していた頃、Aoiさんがやりがいを感じていたのは、自己ベストを更新できた瞬間でした。
「ランニングは、良くも悪くも結果が数字で出る世界です。自己ベストを更新できたときは、すごく嬉しかったです」
一方で、数字で結果が出るからこその厳しさもありました。
怪我や不調で思うように走れない時期。
記録が伸びず、悔しさや葛藤を感じる時期。
競技の世界では、身体だけでなく、心のコンディションとも向き合い続ける必要があります。
そんな中で支えになったのは、会社の方々からの言葉でした。
「会社の方がすごく優しくて、『頑張っているだけで力をもらうから、身体を一番に頑張ってね』と言ってくださったことが嬉しかったです」
結果を求める厳しさの中にも、周囲の支えがあったからこそ、競技を続けることができたと振り返ります。
引退後、自分の“やりたいこと”に向き合った
競技を引退した後、Aoiさんは次のキャリアについて考えるようになりました。
もともとヨガやピラティスに興味があり、身体に関わる仕事をしたいという想いはありました。
ただ、周囲からのアドバイスもあり、最初は会社の事務職として働き始めます。
「1年半ほど事務職で働いていました。でも、やっぱり自分のやりたいことがあったので、思い切って行動に移しました」
その先にあったのが、ピラティストレーナーという仕事でした。
「今は、自分のやりたい仕事が叶えられているかなと思います」
ピラティスは、身体だけでなく心も整えてくれる
Aoiさんがピラティスに惹かれた理由は、自分自身が受ける側として体験した変化にありました。
特に魅力を感じたのは、マシンを使ったパーソナルピラティス。
身体が変わっていく感覚だけでなく、気持ちが明るくなることも大きな魅力だったといいます。
「自分自身の身体の変化や、そこから心も明るくなっていくところが、すごく魅力的だなと感じました」
ピラティスは、初めは難しい動きも多く、慣れない部分もあります。
だからこそ、身体を動かしながら頭も使い、自然と集中する時間になります。
「私自身、事務職をしていて少しモヤモヤしていたときに、ピラティスがリフレッシュの時間になっていました。動く瞑想のような感覚で、脳もリフレッシュできるところがいいなと思います」
身体を整えるだけではなく、心を切り替える時間にもなる。
それが、Aoiさんが感じるピラティスの魅力です。
パーソナルだからこそ、一人ひとりの変化に寄り添える
現在、Aoiさんがトレーナーとしてやりがいを感じるのは、お客様の変化を間近で見られることです。
「パーソナルだからこそ、一人ひとりの身体に合わせられます。身体の変化が分かったり、最初は内向的だった方が、続けていくうちに明るくなっていく姿を見ると、私自身もすごく嬉しくなります」
パーソナルレッスンでは、その人の不調や希望に合わせて内容を組み立てることができます。
姿勢改善を目指す方。
運動不足を解消したい方。
身体の不調を整えたい方。
憧れの動きに挑戦したい方。
目的は人それぞれです。
「その時々の不調に合わせたものを、その時間のレッスンで提供できるところが、パーソナルの良さだと思います」
一人ひとりの声を聞き、その人に合ったメニューを届ける。
その積み重ねが、身体だけでなく心の変化にもつながっています。
アスリート経験が、今の指導にも生きている
長年ランナーとして活動してきた経験は、今のピラティス指導にもつながっています。
実業団時代には、ランニングだけでなく、体幹トレーニングや補強トレーニングにも取り組んでいました。
身体の使い方や、自分自身と向き合う時間の大切さを知っているからこそ、今のお客様への指導にも活かされています。
「アスリート時代も、自分自身と向き合う時間がすごく大事でした。ランニングも好きですし、ピラティスも好き。その両方が今つながっている感覚があります」
現在もランニングを続け、マラソンにも挑戦しているAoiさん。
一度はランニングから離れたものの、改めて「やっぱりランニングが好き」と感じ、今はピラティスとランニングの両方を大切にしています。
ランナーにとっても、ピラティスは大切なトレーニング
ランナーにとって、ピラティスはどのように役立つのでしょうか。
Aoiさんは、インナーマッスルや体幹を使える身体づくりが、効率的な走りにつながると話します。
「できるだけ少ないエネルギーで動ける身体を作ることで、長距離も長く、速く走れるようになります」
長距離を走る上では、いかに楽な姿勢を維持できるかが大切です。
体幹が使えることで、筋疲労を防ぎ、長く走り続けることにつながります。
「走るだけではなく、体幹トレーニングを組み合わせることで、より速く、長く走れるようになると思います」
ピラティスは、ランナーにとっても身体の土台を整える大切なトレーニング。
Aoiさん自身の経験があるからこそ、説得力のある言葉です。
FLATTEで感じる、安心感と雰囲気の良さ
AoiさんがFLATTEで働き始めて感じている魅力のひとつが、スタッフ同士のコミュニケーションの良さです。
「スタッフ間のコミュニケーションの良さが、お客様にもつながっているのかなと思います。雰囲気がすごく素敵だなと感じます」
また、女性専用の24時間ジムが併設されていることも、FLATTEならではの魅力だと話します。
「女性専用という空間は、安心感が大きいと思います。女性ならではの悩みや不安も伝えやすいのではないでしょうか」
身体を整える場所であると同時に、安心して過ごせる場所であること。
その空間づくりも、継続のしやすさにつながっています。
完璧を目指しすぎず、ひとつずつ楽しむこと
ピラティスを長く続けるために大切なことは何か。
Aoiさんは「楽しさを見つけること」だと話します。
「ピラティスは難しい部分もありますが、その動き自体を楽しめたらいいと思います。完璧を求めすぎると大変なので、今日はひとつの場所を意識できたらOK、という感じでやっていくと、少しずつ身体の動きも変わっていきます」
SNSなどで見る華やかなピラティスの動きに憧れる方も多いかもしれません。
しかし、難しい動きは、ベースができていないと怪我につながることもあります。
だからこそ、少しずつ身体の土台を整えながら、目標に近づいていくことが大切です。
「これをやりたい、という目標があるなら、そこに向かうことをひとつの目標にすれば、継続もしやすくなると思います」
運動を通して、心もハッピーに過ごせる人を増やしたい
Aoiさんがこれからも大切にしていきたいのは、運動を通して健康的に過ごせる人を増やすことです。
ピラティスに限らず、ランニングでも、エクササイズでも、身体を動かすことは心にも良い影響を与えてくれます。
「エクササイズは何でもいいと思っています。運動不足が解消されて、健康的に過ごせる人や、心もハッピーに過ごせる人が増えたらいいなと思います」
身体を動かす場所があること。
気持ちを切り替えられる時間があること。
そして、前向きなトレーナーと関わること。
それらが日々の生活を少しずつ明るくしてくれるのかもしれません。
やったことがないことも、挑戦すれば道になる
最後に、セカンドキャリアや新しい挑戦を考えている方へ、Aoiさんからメッセージをいただきました。
「やったことがないことは怖いと思います。でも、自分自身が興味を持っていたり、やりたいことなのであれば、どんどん挑戦して、継続すれば叶うと思います」
元実業団ランナーとして走り続けてきた日々。
引退後、自分のやりたいことに向き合い、ピラティストレーナーとして歩み始めた今。
Aoiさんの言葉には、挑戦し続けてきた人だからこその前向きさがあります。
「皆さんの挑戦を応援しています」
身体を動かすことは、身体だけでなく心も整えてくれる。
Aoiさんは今日も、ピラティスとランニングを通して、一人ひとりの前向きな一歩を支えています。
Aoi
FLATTEピラティストレーナー/ランニングコーチ。
中学時代から長距離ランナーとして競技に取り組み、実業団選手としても活動。引退後、身体に関わる仕事を志し、ピラティストレーナーへ転身。現在はFLATTEでパーソナルピラティスの指導を行いながら、ランニングコーチとしても活動している。アスリート時代に培った身体づくりや体幹トレーニングの経験を活かし、姿勢改善や運動習慣づくりをサポートしている
