会社員として働きながら、フリーランスでマーケティングの仕事も続け、3歳のお子さんを育てる母でもある伊藤みらいさん。
そんな多忙な日々の中で、新たに挑戦したのが、FLATTEピラティス勝どき店のオーナーという道でした。
ただ店舗を運営するだけでなく、自身もピラティスの資格を取得し、トレーナーとして現場に立つみらいさん。
なぜ今、ピラティススタジオの経営に挑戦しようと思ったのか。
そして、勝どき店をどのような場所にしていきたいのか。
今回は、FLATTEピラティス勝どき店オーナー・みらいさんに、スタジオ立ち上げの背景や、今感じている想いを聞きました。
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「自分の事業を、自分の力で伸ばしてみたい」
みらいさんは現在、会社員として働きながら、フリーランスでもマーケティングの仕事をしています。
これまで4〜5年ほど、他社のマーケティングや集客に携わってきた中で、少しずつ「自分の事業を、自分の力で伸ばしてみたい」という想いが芽生えていったといいます。
「他社様のマーケティングや集客にずっと協力してきた中で、知識もついてくると、自分でも何か事業を伸ばしてみたいなと思うようになりました」
お子さんが3歳になり、少しずつ言葉も通じるようになってきたこと。
そして、ご主人の仕事も落ち着いたタイミングだったこと。
家族で時間を取りやすくなった今だからこそ、経営に挑戦してみようと考えました。
「子どもも3歳になって、夫の仕事も落ち着いたタイミングだったので、このタイミングで経営に挑戦してみようという話になりました」
健康の大切さを感じ、ピラティスの資格取得へ
数ある事業の中でみらいさんが選んだのは、マシンピラティスでした。
30代を過ぎてから、健康の大切さを強く感じるようになったこと。
そして、どうせやるなら自分自身も資格を取り、教えられる立場になりたいと思ったことがきっかけでした。
「健康だけは、30歳を過ぎて本当に重要だなと感じていました。やるなら私も資格を取りたい、教えられる立場になりたいと思っていました」
もともと中学・高校では陸上をしていたものの、その後は運動を継続することが難しかったというみらいさん。ジムに通ってはやめて、また通うということを繰り返していたそうです。
だからこそ、あえて教える側になることで、自分自身も続けられる環境を作ろうと考えました。
「資格を取ってしまえば、もうやるしかないだろうと思って。教える側になろうと思いました」
そして、先月末にはピラティスの資格にも合格。
現在はオーナーでありながら、トレーナーとしてもシフトに入り、現場に立っています。
「教えること」は、自分にとって一番の学び
みらいさんは、もともと教員免許を持っており、学生時代には家庭教師や塾講師のアルバイトも経験していました。
昔から「教えること」が好きだったといいます。
「教えることが、自分にとって一番の学びになると思っています。アウトプットできて初めて、自分のものになっていると思うんです」
ピラティスを指導することは、もちろん簡単なことではありません。
身体の使い方、動きの伝え方、お客様への声かけなど、実際に現場に立って初めて分かることも多くあります。
それでもみらいさんにとって、教えることは抵抗ではなく、成長の過程のひとつ。
「難しい部分もありますし、慣れや数をこなしていかないといけないところもあります。でも、自分が一番吸収しやすいのは、人に教えてみることだと思っています」
学びながら、教えながら、自分自身も成長していく。
その姿勢が、みらいさんらしいトレーナーとしての在り方につながっています。
新しいことに挑戦できる理由は、人との出会いが好きだから
会社員、フリーランス、子育て、そして店舗経営。
多くの役割を持ちながら、なぜそこまで前向きに新しいことへ挑戦できるのでしょうか。
みらいさんは、その理由を「人と関わることが好きだから」と話します。
「人と話すこと、人と関わることが本当に好きなんです。会社のコミュニティも好きですし、フリーランスの仕事のコミュニティも好きです」
新しいことを始めると、新しい出会いがあります。
その出会いから新しい情報を得たり、趣味が広がったり、仕事につながったりする。
そうした広がりが、みらいさんにとってはとても楽しいものだといいます。
「コミュニティを増やすことが、いろいろなご縁につながっていると思っています。新しいことをやると出会いがあって、そこからまたいろいろなことを吸収できる。その広がっていく感じが楽しいです」
ピラティスも、最初から深く経験があったわけではありません。
通ったことがない状態から、未経験でも挑戦できる環境と出会い、面白そうだと感じたことが始まりでした。
「面白そうと思ったときに、未経験でやらせてくれる環境がたまたまあった。それは本当に運だなと思っています」
FLATTEとの出会いも、ご縁から
FLATTEを選んだきっかけも、人とのご縁でした。
ご主人と一緒に「何か起業してみたい」「オーナーとして何かやってみたい」とリサーチしていた中で、起業相談のような形で出会った方が、実はFLATTEの他店舗オーナーだったといいます。
そこで話を聞き、「面白そう。もっと詳しく聞いてみたい」と感じたことから、FLATTEでの開業へと進んでいきました。
「本当にご縁でした。たまたま良い方たちとつながれたので、運だと思っています」
開業準備の中で、不安や迷いはあまりなかったそうです。
その理由は、本部から提示される流れやマニュアルが明確だったこと。
やるべきことが分かっていたからこそ、タスクを一つずつこなしていけたと話します。
「やることがすごく明確だったので、とにかく上から順番にやっていこうと思っていました。タスクをチェックしてこなしていくのが好きなんです」
日々の予定も、プライベートも仕事もすべてカレンダーに入れ、チェックしながら進めていくタイプだというみらいさん。
その実行力が、店舗立ち上げにも活かされています。
勝どきを選んだ理由は、通いやすさとデータ
勝どき店の出店場所を選んだ理由には、いくつかのポイントがありました。
まず、自分自身もトレーナーとして現場に立つことを前提にしていたため、自宅から通いやすいこと。
何かあったときに、すぐに来られる距離であることを大切にしていました。
さらに、本部や関係者と一緒にエリア調査を行い、競合状況や年齢層などのデータを見ながら、論理的に判断していったといいます。
「競合がどのくらい近くにいるか、年齢層はどうかなど、データに基づいたものを出していただいて、一緒に見ながら決めました。私はデータを見るのが好きなので、楽しかったです」
事前に自分たちでもリサーチを行い、希望エリアや避けたいエリアも明確に伝えていたというみらいさん。
ただ流されるのではなく、自分たちでも考え、意見を出しながら決めていったことが、勝どき店の立ち上げにつながりました。
勝どき店は、仕事の合間に“フラッと息抜きできる場所”に
実際に勝どきで店舗をオープンしてみて、みらいさんは街の印象も変わったといいます。
「勝どきにはあまり来たことがなかったのですが、駅の周りを歩いていると家族連れの方も多くて。保育園に預けている間に少し来てくれたらいいな、と思える街だなと感じました」
現在、勝どき店では昼間の時間帯に来店されるお客様も多く、仕事の合間に1時間、昼休憩として来られる方もいるそうです。
みらいさんが目指しているのは、まさにそうした方々が“フラッと息抜きに来られる場所”。
「仕事の合間に来て、身体を伸ばして、気持ちをすっきりさせて、その後の仕事に集中できる。そんな時間を作れるといいなと思っています」
FLATTEという名前の通り、思い立ったときにフラッと予約できて、フラッと来て、すっきりして帰れる場所。
そのためにも、まずは予約が取りやすい状態を作ることが、今いちばんの課題だと話します。
「気軽に来れると言っているのに、気軽に来れない状態にはなりたくないんです。思い立ったときに予約が取れて、フラッと来てもらえるようにしたいです」
“キラキラ”だけではない、自分のためのピラティスを
みらいさんがFLATTEに共感した理由のひとつが、ピラティスに対するハードルの低さでした。
ピラティスというと、綺麗なウェアを着た人が華やかに行うもの、というイメージを持つ方も少なくありません。
でも、みらいさんが勝どき店で大切にしたいのは、見せるためのピラティスではなく、自分の身体のために行うピラティスです。
「かわいいウェアを着なきゃいけないのかな、と思う方もいるかもしれません。でも、そういうことは気にせず、本当に自分のために時間を作ってほしいです」
体を見せることではなく、動かすこと。
人と比べることではなく、自分の身体と向き合うこと。
「自分の身体が動くことを考えて、自分のために来てくださる方がたくさん集まるといいなと思います」
その言葉には、勝どき店を“誰でも気軽に通える場所”にしたいという想いが込められています。
予約が取りやすく、通いやすいスタジオへ
オープン後、勝どき店はありがたいことに予約枠がすぐ埋まる状況が続いています。
反響が大きいことは嬉しい一方で、お客様の希望に十分応えられているかどうかには、まだ不安もあるといいます。
「予約枠があればすぐ埋まってしまうような状況なので、トレーナーさんがもう少し欲しいぐらいです。お客様のご希望に添えているかは、正直まだ不安な部分もあります」
だからこそ今後は、入会してくださった方が迷わず予約を取れる状態を作ることが目標です。
将来的には、勝どき周辺でさらに店舗を展開することで、近隣のお客様がより通いやすくなる可能性も考えています。
「遠くにもう1店舗というよりは、今入ってくださっている方がすぐに予約を取れる状態を作れるといいなと思っています」
トレーナーと一緒に、みんなで集客できるスタジオへ
マーケティングの仕事をしてきたみらいさんにとって、店舗運営において大切にしているのが「誰に向けて届けるのか」を明確にすることです。
「ペルソナはいつでも決めるようにしています。誰に向けて発信しているのかを見失ってしまうので」
オープン前に想定していたお客様像と、実際に来店されるお客様には違いが出ることもあります。
そのため、トレーナーが日報に細かく書いてくれるお客様の感想や属性を見ながら、ペルソナを修正していくことが大切だと考えています。
「お客様の層が見えてくると思うので、最初に想像していたペルソナから修正は必要だと思っています」
今後は、そのマーケティングの視点をトレーナーにも共有し、スタジオ全体で集客できる状態を作っていきたいと話します。
「トレーナーさんにも共有して、それぞれが広告としてやっていけるようなスタジオになるといいなと思っています」
トレーナー一人ひとりの知名度が上がることも、スタジオにとっては大きなプラス。
そして、関わるトレーナーがここで働くことで何かひとつでもできることを増やせたら嬉しいといいます。
「ここで働いて、こういうことができるようになった、というものがひとつでも増えてくれると嬉しいです」
できない不安より、新しい扉を開けてみること
最後に、新しい挑戦をしたいと考えている方へ、みらいさんからメッセージをいただきました。
「本当に人の縁だと思っています。できないかもという不安よりも、ひたすら新しい扉を開け続けてみること。そこでいい縁があったら、しっかり掴み取るという感じです」
どうしたらいいか分からない。
自分にできるか不安。
そう思うことは、誰にでもあります。
それでも、楽しく生きている中で、人や情報をたくさん吸収し、いいものに出会えたらラッキーだと思って進んでみる。
その軽やかさが、新しい挑戦へのハードルを下げてくれるのかもしれません。
「新しいことに挑戦するのも、あまり怖くなくなると思います」
会社員として、フリーランスとして、母として、そしてFLATTEオーナーとして。
みらいさんは今日も、勝どきの街で“フラッと息抜きできる場所”を育てています。
プロフィール
伊藤みらい
FLATTEピラティス勝どき店オーナー。
会社員として働きながら、フリーランスでマーケティングの仕事も行い、3歳の子どもを育てる母でもある。これまで培ってきたマーケティングや集客の知見を活かし、自身の事業に挑戦したいという想いからFLATTEのオーナーに。店舗運営だけでなく、自らもピラティスの資格を取得し、トレーナーとして現場に立っている。勝どきの街で、仕事や育児の合間にフラッと息抜きできるスタジオづくりを目指している。
店舗情報
▶︎ FLATTE 勝どき店

